看護師をされている方に質問です。肝疾患系での検査でAPCという略語はどのような検査でしょうか?教えてください。
略語集や本を見ても、
APC adaptive predictive coding 適応予測符号化
APC antigen presenting cell 抗原提示細胞
APC adenomatous polyposis coli 大腸腺腫症遺伝子
APC anaphase-promoting complex
しかのってません。
看護師をされていて略語が分かる型、お教えください。よろしくお願いいたします。
活性化プロテインCのことだとおもいます。
プロテインCは、肝臓で合成される。
プロテインCの合成には、ビタミンKが必要。
血管内で生成したトロンビンは、血管内皮細胞膜上のトロンボモジュリン(TM)に結合する。
プロテインCは、TMと複合体を形成したトロンビンにより、血管内皮細胞表面において分解を受け、活性化される。
活性化プロテインCは、補因子であるプロテインSと結合して、血小板や血管内皮細胞上で、活性化された凝固因子(第Va因子、第VIIIa因子)を不活化し、血液凝固反応の進行を遅滞させる。
活性化プロテインCは、糖鎖構造に、フコシル化オリゴサッカライドを持ち、血管内皮障害を緩和する言う。
血液中プロテインC値は、播種性血管内凝固症候群(DIC)では消費され、低値となる。
プロテインCの遺伝的欠損症は、約500人に1人といわれ、反復する血栓症として発症するという。
また、プロテインCの欠損や低下は、ワーファリンのようなビタミンK拮抗性抗凝固剤の投与や、腸内細菌叢の破壊によるビタミンK異常により、発症するという。
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