whoareyouyesiamさん、お世話になってます。いつも夜分ですみませんm(_ _*)m子供達を寝かしつけると遅くなります。
貴方様のおかげで治療方針は、無治療に決まると思います。そこでまた質問させて下さい。①ワーファリン服用中は納豆はNGですが、逆にワーファリンを止めたら、納豆は食べて良いですか?
②祖父は脳梗塞後に禁煙し、半年後に医師には内緒で煙草を吸っていたと祖母に聞きました。胃ガンに悪いとは思いますが、少しくらいは吸わせてあげたい気もします。大丈夫でしょうか?
宜しくお願いします。
どうもこんにちは。
祖父様は無治療の方針になりそうですか、決して悪い選択ではないと私は思います。自分が勤務する病院も高齢の患者さんが多く、ガンが見つかっても実際には無治療の方も多いです。他にいろいろな病気をもっていて全身状態が悪く、手術や他の治療ができないこともあるのですが、無治療のほうがかえって身体に余計な侵襲もなく、治療の合併症や副作用などもない分、結果的に苦しまず長生きできたのではと思われる場合も多いです。
さてご質問ですが
①ワーファリンはビタミンKに拮抗する薬で、ビタミンKを多く含む納豆、クロレラの類は食べると薬効が弱くなるので禁止でしたが、ワーファリン内服を止めるなら、納豆を食べても特に問題はありません。
②煙草は胃がんはもちろん、脳梗塞、心臓・呼吸器系、その他でも健康への悪影響が大きいので、医師の意見として健康を第一に考えるのなら原則やめてください、ということになります。ただしどうしても吸いたいということであれば、せめて本数制限されたほうがいいでしょう。一番間違いないのは煙草をご家族が預かり、1日の本数を決めてその枠内で祖父様が吸いたくなったらご本人に渡す、というのがよろしいかと思います。
補足に対する回答です。
ワーファリンを内服中は納豆は禁止でしたが、本来、納豆も玉ねぎも血液の循環をよくするいい食材です。内服をやめたら、むしろ積極的に摂られてもよろしいかと思います。
高齢者の胃がんについてあくまで一般的な話ですが、高齢者の胃がんは若年者の胃がんに比較して進行が遅く、肝転移のみられる頻度が高く、腹膜転移やリンパ節転移は少なくなっています。これは、高齢者の胃がんは組織学的におとなしい分化型が多いからです。しかしこれはあくまで統計的な話で、祖父様に当てはまるかはわかりません。実際にガンの進行が早いか遅いか、悪性度が高いか低いかというのは組織型(ガン細胞の種類)によって決まります。
組織型は一般にガン細胞の種類によって次のように分けています。悪性度の低い順に
高分化型・・・高齢者に多い
中分化型
低分化型・・・若年者に多い
その他、印環細胞癌など
組織検査の結果が担当医の元にあるはずですので、組織型は尋ねれば教えてくれると思います。統計的には高齢者の早期がんである場合、ほとんどが進行の遅い高分化型のようです。
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