肥大型心筋症を患っており、ワーファリンを常服しています。 この度手術をすること...

肥大型心筋症を患っており、ワーファリンを常服しています。

この度手術をすることになりました。

今回はICDを埋め込む手術になります。


せっかくなので数日ワーファリンを中断している間に、禁止されている納豆を食べることにしました。

これみよがしに、手術の前日の昼食まで食べましたが、ここで質問です。

納豆を食べるのをやめたからとて、納豆の成分はすぐに体内からなくなるものでしょうか？

手術後にワ-ファリンを再開したとき、体内に納豆の成分が残っているおかげで、効きが悪く、退院が遅くなるといやだなと思っていますがいかがでしょうか？





以前の入院時にワーファリンがなかなか効かなかったり、効き過ぎたり、調整で入院が長引いたことがあります。

甲状腺の薬も主治医が言うに、

「思うように効いとらん」

と言われ効きだすのが通常より、遅いと言われたような気がしてなりません。

効きにくい体質な上に納豆まで作用すると、また今回の入院も延びそうだと心配です。

血液の凝固因子の中にはビタミンKがないと働けない因子があります。

このビタミンKを阻害するのがワーファリンです。





ワーファリンは調節するのが難しい薬です。

効きすぎると血液サラサラになりすぎて出血しやすくなっちゃいますし（すごく怖い！）、

効いていないのは問題外。

そんな強烈な薬ですが、かなり優秀な薬です。

どのくらいの用量がちょうどいいかは個人によって結構違います。

最初ワーファリンを開始する時、

入院して血液検査でチェックしながら

質問者様にちょうどいい用量を調節したはずです。





このように個人に効く用量を出しているはずなのに、

阻害すべきビタミンＫを大量に含む納豆などを

「途中で」食べるのが問題なのです。

体内のワーファリンでは阻害できない量の

ビタミンＫがあっちゃいけないんですね。







納豆を食べるのをやめ、

改めてワーファリンを開始するとして、

また血液検査で術後チェックはすると思うので、

効くのが遅い、なんてことはないです。







手術、頑張ってください！お大事に