ワーファリン、ヘパリン、APTT、PTの関係がよくわかりません。どなたか、ご教示ください。よろしくお願いします。
ワーファリン
血液凝固因子のうち第II因子(プロトロンビン)、第VII因子、第IX因子、第X因子の生合成は肝臓で行われ、ビタミンKが関与しています。ワーファリンは、ビタミンKの作用に拮抗することによりこれらの生合成を抑制し、その結果として血液の凝固を妨げます。ワーファリンの抗凝固作用はプロトロンビンの活性低下によるところが大きいと考えられています。
高度な抗凝固効果としてはRT-INR2.0~3.0、軽度の抗凝固効果としてはPT-INR1.6~2.4と考えられています。
ヘパリン
アンチトロンビンを活性化し、抗凝血作用能の賦活を通して凝固系を抑制します(APTTが延長します)。
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