ワ-ファリンとビタミンKが拮抗するので、納豆やクロレラを禁止される事が多いですが、ビタミンKには二種類あって比較的拮抗することの少ないものもあると聞きましたが、事実でしょうか?
ビタミンKにはK1~K7の7種類があり、そのなかで自然界に存在するのはK1とK2の2種類です。
K1はおもに植物の葉緑体で作られるため、ほうれん草などの緑色の濃い野菜や海草などに多く含まれます。
また同じ野菜でも、日に良く当たる外側の葉のほうが、内側よりもビタミンKが多く含まれます。
K2はおもに微生物によって作られるため、発酵食品である納豆などに多く含まれます。
またビタミンK2は腸内細菌によっても合成されます。
腸内で合成される量は生体内での必要量の大部分を満たすと考えられていますが、正確な量までははっきりとはしていません。
ビタミンKはその種類に関係なく、凝固作用を助ける働きがあります。
血栓症やワーファリンなどをはじめとする血液の抗凝固作用を持つ薬を服用している場合、
K1(クロレラ)、K2(納豆)の両方の摂取を控えなければいけません。
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